台本書きの議論をする人へ【資料集】

・セリフ
キャラクターの発言や会話のこと。主に「」カギカッコで囲う。


「芳一はヤンデレマニアだけど、バニーくんは？」


──


・地の文
セリフ以外の叙述のこと。下の例で線を引いてある部分のこと。



「芳一はヤンデレマニアだけど、バニーくんは？」

そう問われたバニーは眉を寄せると、さも面倒だというように息を吐いた。

「ツンデレマニアですがなにか」


──


・台本書き
セリフの前に名前を書く小説の書き方。あるいはそのように書かれた文章。台本形式ともいう。
地の文が1人称か3人称かは問わない方が多い。顔文字を併用することがある。


芳一「芳一はヤンデレマニアだけど、バニーくんは？」

バニ「ツンデレマニアですがなにか」

ちょっと、めんどくさそうに答えないでよ
(´･ω･`)


──


・小説書き
台本書きに対して、小説のルールに沿って書いた文章の書き方。あるいはその文章。占いツクール内ではこのような名称で呼ばれる。



「芳一はヤンデレマニアだけど、バニーくんは？」

そう問われたバニーは眉を寄せると、さも面倒だというように息を吐いた。

「ツンデレマニアですがなにか」


──


・ト書き
セリフの前に名前を書いた文章。映画やドラマの撮影で俳優に配る台本はこの書き方。

台本書きと同じ意味で使われることもあるが、ト書きでは必ず地の文が3人称視点になっている。台本書きの場合1人称の場合も3人称の場合もあり得る。


芳一「芳一はヤンデレマニアだけど、バニーくんは？」

バニー、嫌そうな顔。ため息をつく。

バニ「ツンデレマニアですがなにか」

芳一、嫌そうなバニーを見る。悲しむ。


──

台本書きのメリット

・どのキャラが話しているかわかりやすい

・書く側にとって書きやすい

・文量を減らせる（占ツクのように文字数制限がある場合有効）

・サクッと読める




台本書きのデメリット

・描写が減るため、表現に限界がある

・上記の理由でシリアスとの相性が良くない

・占ツクの仕様上、カッコの位置がズレて読みづらい

・「台本書きだから読まない」という人もいる
（上記の理由と、書きやすさからくる偏見から）