17話 ページ19
どれくらい走っただろうか。
私は今ここがどこかは分からない。
けど、懐かしい感じがする。それもいい記憶ではないが
その時だった。
???)お待ちしておりましたよA様
この声は
A)綱道!お前、何故ここに!
綱道)そんなことよりも自分の心配をするべきですよ。あらあら、顔が腫れておりますね。旦那様にでも捨てられたのですか?
私はムッとして
A)捨てられたのでは無い!
言い終わると同時にたくさんのまがい物が出てきた。
A)こんな数、どうやって、、
私は刀を出した。
綱道)この羅刹たちはあなた一人くらいすぐに倒せますよ。しかし殺しはしない。ゆけ、羅刹たち!
しばらく戦っていた。急所を突けばいいのだが数が多すぎる。
こんなにも沢山の人間を。
しかもただの羅刹ではない。鬼も混ざっているではないか。
鬼が紛い物になるなんて。小さい子供から育てたのか。
そんなことはどうでもいい
早く倒さないと。
数が多すぎて疲れてきた。
一瞬の気の緩みは自分を削る
それは分かっていたはずなのに私は気を抜いてしまった。
同時に腰に刀が突き刺さった。
A)うぐっ。
綱道)所詮羅刹には勝てませんよ。
綱道は私に近づいてきて
綱道)この刀。見覚えありませんか?
あ、この刀は
A)鬼殺しの刀、、
またか。私は学ばないな。
この刀で刺されては傷はすぐには治らない。
だんだん意識が遠のいてきた。
助けて
誰か
助けて
千景
私は気を失った。
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作者名:yuinyaaa42 | 作成日時:2023年12月18日 18時