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「ほんっまかわええ、昨日やって俺の好物の海苔くれたし。絶対俺のこと好きやん？ 完治したらカンキンしよ」
「やめたげてや。ただでさえAちゃんも苦労してんのに、お前にまで目ェつけられるとかあまりにも可哀想や」
「目ェつけとる人ってシャオさんのことやろ」
「おん。あとはゾムとかと仲良いなんて話も本人から聞くし、まああの感じやとゾムが幹部って知らんのやろうけど……。じゃあ、俺はもう戻るな」
ペ神の台詞に、ゾムさんまで！？ とショッピは憤る。A、俺達幹部で逆ハーレムを作ろうとしてる！？ と言う勢いで幹部たちの名前が挙がった。チーノとAが食堂で一緒に飯を食べているという目撃情報も聞くし、ショッピは目眩がした。ライバルが多すぎる。だがAが自分の専属メイドになるという言質はとった。これにより必然的にAとの交流が増えるのはショッピになる。
正直勝ちを確信しつつも、Aに特に好意を寄せている人間がゾムとかシャオロンとかいう幹部の中でもイカれた連中なので、結局のところ何が起こるかわからない。普通に横取りされかねない。ショッピは折れている自分の足に睨みをきかせながら、自分がこうしてベッドで寝転んでるうちにAがゾムやシャオロンと会話しているかもしれないと思って、どうしようもなく腹が立っていた。
「1カラットのダイヤでもあげたらこっちを見てくれるんやろか」
誰も居なくなった部屋で呟く。彼女とやくそくした分には、ここから出る訳には行かないけれど。
໒꒱· ﾟ
尚、ゾムはショッピよりも憤っていた。
事の所以は少し前に遡り、最近忙しくてなかなか会えていなかったAが医務室から出てくるのを見つけ、訓練でできた傷そっちのけでゾムはAの元に駆け寄った。彼女も久しく会えていなかったゾムと再会できて嬉しそうに笑ってくれて、そンな反応されるとゾムも嬉しい限りで、調子に乗って なんで医務室にいたのか なんて聞いたのが悪かった。大人しく最近はどうですかとか世間話を振っておけばいいものを。
Aは一瞬迷いを見せてから、幹部の方が怪我を負ってしまって付き添いに、と若干はぐらかせながら答える。幹部？ と思って更に追求したのも良くなかった。
「ショッピさん、ご存知ですか？」
「……ああ、ショッピか。アイツなんかあったん？ 暫く入院って聞いとったけど」
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にのやも(プロフ) - モモモさん» きゃあ！ そんなこと言われたら沢山書きたくなっちゃいます！🥹 ご期待に添えるようなるべく余談回挟めるよう頑張ります！🙇🏻♀️" (4月5日 8時) (
レス) id: 4e49335954 (このIDを非表示/違反報告)
モモモ(プロフ) - 展開が一つ一つ丁寧で面白くてもう全部読みきっちゃいました！3章以内で終わるのか...もっと書いてもいいんですよ🥹（わがまま） (4月4日 21時) (レス) id: 90bb9ca7b2 (このIDを非表示/違反報告)
にのやも(プロフ) - 梓月さん» コメント有難う御座います！🙇🏻♀️" 是非命狙われてる夢主ちゃんを守ってあげてください……！👊🏻✨ (4月1日 17時) (レス) id: 4e49335954 (このIDを非表示/違反報告)
梓月(プロフ) - ぐいぐい来られると困っちゃうのあまりにも可愛い…守護らねば (3月31日 21時) (レス) @page42 id: c21b6e797e (このIDを非表示/違反報告)
にのやも(プロフ) - 滅華狂さん» あの場面はとっても慎重に書いたので、そう言って貰えて作者冥利に尽きます！😭✨ これからも更新頑張ります！🙇🏻♀️" (3月27日 11時) (レス) id: 4e49335954 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にのやも | 作成日時：2024年3月24日 17時
