空の街

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「あー…もうマジで嫌われたのかと思った」

「私も…、」

「でもAさん今まで恋した事ありますよね？」

「ある、けど……こういうのはない、かも…」

「ドキドキ？」

「ドキドキ…？」

「………へぇ」

「何…、」

「いや？で、好きだって自覚しました？」

「……、、多分…、」

「じゃあ改めて、俺と付き合って下さい。」

「無理っ！！」

「なんでだよっ！」

「心臓おかしくなる絶対止まるっ」

「じゃあ俺が別の子と付き合っても？」

「……。」

「………Aさんって本当顔に出るから楽しいっすよね…」

「私は一体どうしたら…、」

「じゃあ……慣らす？」

「っ、待ってまだっ！」

「俺からは行かないんで。Aさん来て下さい」

「私から…？でも、」

「それにこのままだと仕事にも支障出ません？」



確かに…、それは良くない……、、


俺からは何もしないんで。と須藤は動かずにじっと
待っていて、ソファから立ってゆっくり隣に座れば



「……ど？」


「……、さっきよりはいいけど…、ちょっと、」



ドキドキする…？と覗かれて
その顔にまた少し鼓動が早くなった



「……むしろ荒療治のがいいのかな…」


「あらりょうじ…？？」


「何でもないっす。でもこうやって暫く話してたら
普通になってきません？」


「……うん、」


「職場では同僚、会社出たら恋人って切り替えて考えれます？」


「っ、、じゃあ……一個お願い、したい事が…」


「？」

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