【wrwrd】それからオレは有能力 参

無限大の能力 ページ4

チーノside


ci「...ｾﾞｪ...ｾﾞｪ...ｹﾞﾎｯ、ｺﾞﾎｯ...」

em「くｯ...！」

「ｱﾊﾊﾊﾊ！！もう終わり？！」


図書館の本棚は所々なぎ倒され、本は飛び散って足元は血と本で埋まっていた。
流石に知識(マレーファ)と嘘(リューゲ)じゃ勝目は少なからず見えないのだから。


「......ここで死ぬか、グルッペンの居場所を教えてもらうか...どっちがいい」

em「.....A、さん...！」

em「貴方が、どうして...そうなったのかは、分かりませんがｯ...こんなの、おかしい...！」

「何がおかしいの？私(俺)は記憶を取り戻したんだよ。だからグルッペンに復讐しに来たんだ」

em「.....グルッペンは、シューベ・フューラーではなく...グルッペン・フューラー...！だから、グルッペンに復讐したって、どうにもなりませんよ...！」

「あ〜あぁ...うるさいなぁ。そんなこと言われると調子狂うんだよね」


そう言うとエミさんの腕に槍を指した。
グサリと音がするとかそう言うのではなく、刺さったと同時に血が溢れる音がした。
槍は腕を貫通している。

その反動でエミさんは倒れてしまった。


ci「エミさん！！」

「ｱﾊﾊﾊﾊ......無限(アレス)の能力を持った人間に手を出すなんて...エーミールも相当馬鹿だよねぇ」

嘘付きマリオネット→←彼女はその名を呼ぶ

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