【wrwrd】それからオレは有能力 参

全ては総統の抹殺のため ページ19

「......あれ、ここは」


辺りを見渡そうにも見渡せない。
しばらく焦っていると、兵士が私の目の前まで来る。


『お前が兵士希望128番か？』

『君、年齢は？それに、ボロボロじゃないか』

「15。兵士希望条件は満たしてるはずだぞ」

『そうだが...』

『まぁまぁ、いいじゃないか。ほら、こっちだ』


そう兵士が言うと勝手に私は動いたり、話す。
これは...この記憶はまさか


『それでは試験を開始する！この兵士から1本取ったら合格！』


そう言うと私は模擬剣を握る。
相手も模擬剣だ。


『...始め！！』


勝負は一瞬だった。
私が兵士の身体に何ヵ所も打ち付けたときには、兵士は血を吐いて倒れた。


「...力(リー)」

『なっ...！』


結果は合格。
周りからは凄いと称賛する声もあれば、バケモノと噂された。

しばらく兵士生活が続くと総統に呼ばれた。


？「やぁやぁ。A。覚えているかい？私のことを」

「...あぁ覚えてますとも。俺の父親を兵士として持っていった...シューベ総統」

sy「ハハ。私が悪人のような素振りじゃないか」


笑う総統には殺意が沸いた。
そうだ。俺はこいつを殺すために兵士になったんだ。

蓄積されたもの→←HELLO ME

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す