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A side







「よく漫画とかドラマで好きな先生と二人きりで補習するために






わざと低い点を取るみたいなのあるじゃん






あれに憧れがないと言ったら嘘になる…」






青井「あー、力二がそれ前の中間の時にやられすぎて






逆に大人数で補習だったって言ってたぞ」






ペンをクルクル回しながら半笑いのらだおくん






「私、自分が悪い点とることに関して抵抗はないんだけどさ






進学したい訳でもないし…






生徒の成績が結果的に先生への評価に繋がると思うと






らだおくんの担当教科で粗相は出来ないと言うか…」






これ以上らだおくんをダメ人間にする訳にはいかない






青井「お前がテストの度に保健だけ以上に点数が良かったのってそういう理由だったの?」






好きな先生の教科は疲れてても頑張れちゃうんだよ






青井「たった1ヶ月だろ






2学期になればまた嫌でも毎日顔合わすことになるんだからさあ」






「もういっその事ただ会いに来ちゃダメ?






口実考えるのめんどくさい」






青井「ダメに決まってるだろ」






さすがにストレートすぎるか






青井「まあ…理由もなくただ来るって言うのを






先生としてOKする訳にはいかないけど…」






らだおくんはんーと唸りながら渋々口を開けた






青井「夏休みの宿題でわかんないとこあったら聞きに来る






それくらいはいいんじゃねぇの?」






「あるある!






わかんないとこ!聞きに来る!」






らだおくんの言葉に両手をあげて嬉しさを表現する






青井「いや、まだ夏休みの宿題出てねぇし」






絶対ないだろ…というらだおくんが呟いた声はうるさいくらいの蝉の声に掻き消された






「もしかしてらだおくんも寂しかった?」






青井「うるさい、来るのダメにするぞ」






「ウソだよ、冗談ジャーン!」






まじな顔するのやめてよーこわいよー

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のえた。(プロフ) - 黒狐さん» わざわざありがとうございます! (3月25日 19時) (レス) id: 33e50bbb44 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐 - 10話の次の話夢主ちゃんのところ🦀さんになってますよ〜細かくてすみません、今回も大好きな話になってて面白かったです! (3月25日 19時) (レス) @page19 id: fb020f6fb3 (このIDを非表示/違反報告)
のえた。(プロフ) - 人間さん» ありがとうございます🥹 (3月24日 1時) (レス) id: 33e50bbb44 (このIDを非表示/違反報告)
人間 - あ、これ神だ、、、☆ (3月23日 21時) (レス) @page15 id: 89c49f19f9 (このIDを非表示/違反報告)
のえた。(プロフ) - 黒狐さん» ありがとうございます🥲💕頑張ります! (3月23日 15時) (レス) id: 33e50bbb44 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のえた。 | 作成日時:2024年3月18日 23時

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