5話 ページ5
ut「いや。ほんますんません、許してください」
力技には勝てず、スマホはA様の
お手の中で震えている。爪の音で
俺の秘蔵の写真が晒されながら
あの証拠も消されてもうた
ut「あの、ゆ、許して…」
「…別に」
「黙っくれれば、いいから」
ut「ひｯ」
さらに追い打ちを帰るように、
Aが見せつけてきたのは
「お互いバレたくないもんあるだろ？」
ut「…すみません」
俺のセ○○の数々の写真やった。
あー、終わった。
ut「…てか、なんでんな事しとるん？」
気になってた失礼な質問
Aは、何となくバツの悪そうな顔をして
ため息をついた。
そういや、こいつ。酷い噂はあるけど
実際に殴ったり、カツアゲしとるのは
見たことあらへんな
「金ないから」
「別に、好きでやってる訳じゃねーよ」
ut「…」
カツアゲとかすればええやん、とは
言えへんかった。何故か悲しそうな顔
もしかして、あの時のパン。
普通に羨ましかったから見てたんかな
ut「金ないなら、貸すで？利子100で」
「いらん」
「働いてないのに金なんか貰えるわけないだろ」
ut「あ、…いってもうた…」
ut「…」
───
廊下
「……」
？「ど、うしよう」
？「ね、ヤバいよね…」
「…」
どうやら、窓辺の下の突起に
何かを落としたらしい。あの女子の
体では窓から身を乗り出してとるのは
危ないしな…
「どれ」
？「ひｯ！…あ、あの、すみません、大丈夫です!!」
？「ごめんなさい!!」
「…」
逃げちゃった。
俺、なんも悪いことしてないだろ
空いた窓辺に立って覗きこめば確かに、
下の突起にキーホルダーみたいなもんがついていた。
ここ、2階やし落ちても大丈夫か
「ん、…」
身を乗り出して、その女の子らしい
ソレを取る。
やはり、体は支えきれなかった。
ふわっと軽くなった体は、
急降下して地面にたた気つけられた。
朝だし、誰もいなかっただけましだな
───
「はい」
？「あ、ありがとうございます…」
？「…」
「…」
何だかんだ俺が取るのを待っていた
2人はおずおずとした態度でキーホルダーを
受け取って逃げ去った。
ま、いっか…
「…」
消毒液だけ貰っとこ
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あちき(プロフ) - 人間さん» ありがとうございます！ (3月26日 23時) (
レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
人間 - この作品好きです､､無理しないようにしてください！ (3月26日 23時) (レス) @page34 id: 89c49f19f9 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - あちきさん» わざわざありがとうございます！これからも応援してます！ (3月26日 12時) (レス) id: 26a495336e (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ミルクさん» すみません！今治しました💦 (3月25日 18時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - (自称)の部分((自称))にするか｢（自称）＝俺｣の部分の自称の()を消して自称のみにしないと反映されないと思います、分かりにくくてすみません。 (3月25日 16時) (レス) id: 26a495336e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2024年3月25日 14時
