38話 ページ38
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ut「なんで、コネちゃん一緒に来たん？！」
sha「お前、あーゆーのタイプやないやろ」
kn「雇った」
ut「…へ、ぇ」
コネシマがAを雇った話に
シャオちゃんは心の底から引いて
Aに同情。自分も表は同じ反応をするが
金で抱いてるから、否定もしきれない現実
てか、Aなんでもするやんあいつ
ut「…なら、その弁当は、」
kn「あいつのアイサイ弁当やな！」
sha「食わせろ！」
kn「俺のや!!」
「…なにやってんだろ」
あいつらは、顔がいいから
頼めば女の子達に作ってもらえるだろ
自分みたいな不良の弁当を
取り合うほどの価値はない。
変な行為をしている三人衆を
重たい瞼を開けながら、
眺めていた
…なんか、バス乗った時から気分が悪い
…いや、がまんしろ
───
昼休み
zm「Aの手作り見せてや」
rbr「え、うまｯ?!」
kn「ふふん」
sha「お前ら、どこから嗅ぎつけてきたん」
ut「…」
Aの弁当、とだけでゾムとロボロが
集まってきた。聞き耳を立てた一般生徒も
見たそうに首を長くしている。
不良の弁当が美味しそう。
このギャップに惚れるやつがいるんだろうなぁ…
僕は、いつもの如く購買のパンで
王者気取り。新作を見せびらかす
優越感は何事にも捨てがたい
ははおやの、冷凍ばかりのやつなんて
優越感のゆの字もないねん
でも腹には溜まるから、Aに…
…
ut「おらんし」
kn「ほんまあいついなくなるよな…」
rbr「…」
話によれば、Aが食ってるところは
見たことないんやって。だから、細いんかな
折角持ってきたお菓子も、おにぎりも
渡したい人がいないなら、意味が無い
握りつぶしたような酷い顔を顔布で
隠しながら話を合わせた
zm「…」
───
校舎裏
「…」
弁当作らなければよかった
苛立ちと後悔を溜息に溶かしていると
聞き慣れた人が傷つく音と短い叫び声が
聞こえる。
…
干渉しないのが正しい行動なのに
足は止まらず、角をひとつ曲がり
1年と複数の3年のよくある光景が
広がっていた
ci「ひｯ…やめ、てくださいよ〜？」
ci「金は、渡したやんけ…」
？「オゥ??3年に向かってやんけ〜??」
？「生意気なのは背だけにしとけ〜？？」
？「ほんまはあるんだろ？」
ci「た、たすけ」
「何してんだよ」
？「！…おま、噂の」
？「あ、え、ｯと！Aさんも一緒しないっすか？」
ci「…」
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あちき(プロフ) - 人間さん» ありがとうございます！ (3月26日 23時) (
レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
人間 - この作品好きです､､無理しないようにしてください！ (3月26日 23時) (レス) @page34 id: 89c49f19f9 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - あちきさん» わざわざありがとうございます！これからも応援してます！ (3月26日 12時) (レス) id: 26a495336e (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ミルクさん» すみません！今治しました💦 (3月25日 18時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - (自称)の部分((自称))にするか｢（自称）＝俺｣の部分の自称の()を消して自称のみにしないと反映されないと思います、分かりにくくてすみません。 (3月25日 16時) (レス) id: 26a495336e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2024年3月25日 14時
