【d!】不良を買い取りました！

17話 ページ17

ht「ふぅぅ…」

俺の好きな入浴剤がいれられた風呂は
気持ちがいい。短時間で床掃除もしてくれて
もう俺、あの子いないと生きれないかも

俺好みの味付けも最高で、何よりあの子が
可愛い。いつか抱いてみたい

ht「…」

今頃Aは、皿洗い、洗濯を干す
時間が余ってたら布団をパンパンしてくれ
てるのかも


まるで専業主婦みたいな動作
これがプロの5分の1もしないなんて
信じらない

きっと誰かの嫁にでもなったら、
評判のいいやつになるんだろうな

ht「…」

コンコン

ht「?!はーい」

「ひとらんさん、パジャマと下着乾いたんで」
「こっちに置いときますね」

ht「んーありがと」






ht「ふぅ…」

風呂上がった俺はまるで貴族
Aに髪を乾かしてもらうし、
髭やうぶ毛もそってくれる

用意された化粧水等で保湿まで

プロ以上の奉仕に骨抜きにされていくんだ

ht「はぁぁ、金があれば毎日頼むんだけどね」
「ま、高い額貰ってるんで」

ht「あぁ、今日の分ね」
ht「そこのふーとーに入ってるよ」

「あざっす」

ht「…もう帰る？」

「もう11時なんで、補導喰らいます」

Aは一応未成年。それもあったな
渋々Aを見送りに玄関まで足を運ぶ
次会えるのは…5日後か…

「布団も温めておいたんで、ごゆっくり」

ht「わかった、ありがとう」

ht「……」
「…なんすか？」

ht「…寂しい」
「…」

一般成人男性が、寂しいと甘える姿に
若干かなり引いた。それでも一応お客さん
高い額をだしてもらってるし、…

「…ハグします？」
ht「ん、…」

「…よしよーし」
ht「…A、泊まったいいからね」
ht「お金とか請求しないから」

「遠慮しときます」
「じゃ、」


ht「…」

───
ht

社畜

Aに家事代行所か自分でするべき
ことも任せてる

Aのことが(全部してくれるから)
好きなのでずっと家にいて欲しい

心労ともに疲れてる

18話→←16話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す