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８話（ロボロ視点） ページ9
いや全然大丈夫ちゃうやん
まず自分で泣いとる事
気づいとらんかったよな？
え？毎日の事？
毎日こうやって気づかず
泣いとるんか？
A 「初めまして、私神宮寺Aです！あなたのお名前は？」
ロボ 「へ？ぁ、えっと、俺はロボロ」
俺の事を全く知らないようやった
俺は、生徒会
すでに1年生にも名前を覚えられてる中
この子は、一切知らない様子やった
A 「ロボロさんですね！実は、迷子になってしまって…」
ロボ 「ああ、迷子か、上靴の色的に1年やな。」
A 「はい！ロボロさんは何年生なんですか？」
ロボ 「え？俺は、2年やで」
A 「ふふ、先輩ですね！」
ロボ 「…そうやな、ぁ、1年の教室まで案内するわ」
A 「ありがとうございます！」
ホンマに不思議な子やな
見るからに俺の事を全く知らん
演技でも無さそうやった
"？？ 「私が見ないうちに死んでそうで怖いよ」"
そんで、あの言葉の意味も分からん
色々と精神的にきとる子なんやろうか？
いや確かに無自覚で泣いとるし
毎日の事とかって…
絶対なんかヤバいやろ
そんな事を考えながら
迷子のAさんを教室まで案内した
あの子の事が少し心配になり
ずっと頭から離れんかった
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作者名：ミルク | 作成日時：2024年2月29日 21時
