３６話 ページ39
え？
私の事が気になってる？
どういう意味？
A 「あ、あの…」
チノ 「ちょっとでもええから、俺の事意識してや」
そういいチーノくんは微笑みながら
私の顎をクイッとする
私はと言うと
もう茹でダコだ
このままだと本当に
心臓が持たない
でもその数十秒後
チーノくんが私から
離れた
"ガラッ"
？？ 「あれ、チーノさんやん」
チノ 「あ〜！どーもエミさん」
誰かが図書館に
入って来た
人の気配があったから
チーノくんは離れたのかな？
……ってまって？？
A 「カレールーの人？！？！」
エミ 「あ、昨日の方！ここの高校の生徒だったんですね」
昨日カレールーを
取ってくれた男の人だった
まさか本当に
また会えるなんて…
チノ 「Aさんエミさんと知り合いなんか？」
A 「はい！昨日知り合いました！」
エミ 「まさかまた会えるとは思ってませんでした、私２年生のエーミールと申します」
A 「私、神宮寺Aです！」
エーミールさん
凄い可愛いんだけど…
頬染めてさ、にこって！！
可愛すぎる！
チノ 「ほな、自己紹介も終わったし教室戻ろか」
A 「え、あ、うん」
チーノ君が私の手を引っ張り
図書室を後にする
それからチーノくんとは
なにも会話していない
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作者名：ミルク | 作成日時：2024年2月29日 21時
