３４話 ページ37
学級委員長がショッピくんに
決まりかけた時
チーノくんも学級委員長に
立候補した
そのお陰で
教室は女子の騒ぎ声で
いっぱいだった
ショ 「おい、チーノどういう意味や？」
チノ 「俺が学級委員長なったらあかんのか？」
そんな事はお構い無しで
２人はバチバチだった
そんなに学級委員長
やりたかったのかな？
兄さん 「ん〜、なら平等にじゃんけんにしよっか」
２人はじゃんけんをして
その結果チーノくんが勝ち
私とチーノくんの２人が
学級委員長となった
チノ 「よろしくお願いします、Aさん」
A 「はい！こちらこそ！」
最終的ショッピくんは
体育委員に入らなかった
ましてや、委員会にすら
入らなかった
その代わり一番仕事の少ない
掲示係になったのだった。
学級委員長になれなかったのが
そんなに響いたのかな？
__________
"キーンコーンカーンコーン"
A 「ショッピくん、体育委員入るって言っとったんに入らんかってんね…そんなに学級委員長なれんかったんがショックやったん？」
ショ 「え……まあ、そうっすね。他に体育委員の希望者おったんで、譲ったのもありますね」
A 「そっか、優しいんだね」
確かに体育委員に
立候補してた人がいたし
納得だ。
にしても本当に優しいなぁ
ショッピくんは
モブ１ 「あ、学級委員長ちゃ〜ん！」
A 「え？私の事？」
学級委員長ちゃん…
名前で呼ばれてないけど
初めて女の子から
話しかけて貰った
気がする！！
A (この流れ…私が妄想してた事が現実ｎ モブ１ 「この本図書室に返しといて！」
A 「……え？」
モブ１ 「学級委員長でしょ？お願い！！」
A 「あ〜、うん」
なんか思ってたんと違う。
"友達になろ！"って
言われる予定だったのに…
ショ 「なんやねん、あの女…Aさんに仕事押しつけとるだけやんけ」
A 「これも学級委員長の宿命だ…」
ショ 「Aさん、俺も一緒についていきまｓ チノ 「俺がAさんと一緒に行くで、ショッピ」
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作者名：ミルク | 作成日時：2024年2月29日 21時
