１７話（ショッピ視点） ページ20
＜ショッピ視点＞
ショ 「随分とご機嫌ですね」
A 「え？」
急に声を掛けたせいで
めっちゃ混乱しとるな
？？ 「これ、あなたのですよね？」
A 「え……あああああ！！いつの間に？！」
俺はAさんに本を返した
にしてもめっちゃ驚くやん
なんかおもろいな
A 「あ、ありがとうございます」
ショ 「…初めまして、隣の席のショッピです」
A 「へ…？？」
ショ 「初対面の人には自分から名乗るんですよね？」
A「へ……あ、そ、それ…」
ショ 「中身ちょっと見ちゃいました。怒ってます？」
A 「お、怒ってないです！えっと、神宮寺Aです！」
ショ 「ふっ、良かったです。ほら仲間の印の握手しまよ？」
A 「よ、よろしｋ…ちょ、へ？！ ショ「これなんなんすか？！」
それからAさんと会話を
交わした後
握手をしよう思ったら
衝撃的なんが目に入った
手首の包帯
しかも結構頑丈にされとる
見るからに痛々しい
ショ (は、まって…まさかちゃうよな？)
ショ 「Aさん、これどうしたんすか？！」
A 「…えっと…その………切っちゃいました…」
ショ 「……どういうことや…」
今、切った言ったやんな？
これまさかリスiカなんか？
いやでも
何重にも巻かれて頑丈な
手首の包帯
そしてなにより本人の動揺
これは絶対リスiカやろ
にしてもなんでや？
A 「あの！誰にも言わないでください」
そういい俺を見詰めるAさん
そりゃそうよな
こんなん誰にも見られたくないよな
"俺が守らなあかん"
なんかそんな感じがした
ショ 「……安心してください、誰にもいません」
真剣な顔でAさんに
そう伝える
その言葉にAさんは
安心した顔をしとった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 478人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミルク | 作成日時：2024年2月29日 21時
