【d!】言葉足らずの私は生徒会に勘違いされているようです (ページ17)

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１４話ページ17

A 「誰もいない、静かやなぁ…」

周りを見渡すが

人の気配がしない

ほんとうは今頃友達と食べとる

はずやったんに

ロボ「あ、またあったなAさん」

A 「？？……あ、ロボロさん！！」

聞き覚えのある綺麗な声が聞こえた

振り返るとロボロさんがいた

ロボ「Aさんも１人なんか？」

A 「あはは、実はそうなんです」

ロボ「んふ、そうなんか」

A 「もって事は、ロボロさんもですか？」

ロボ「まぁ、一緒に食べる面子が煩すぎて逃げたって方が近いな」

A 「ふふ、そうなんですね」

ごめんなさい、ロボロさん

私てっきりロボロさんも１人なのかと

思ってました。

ごめんなさい、勝手に仲間にしてしまって

ロボ「Aさんどうかしたか？」

A 「な、何でもないです」

ロボ「そうか、なら俺もお昼にするわ」

そう言い私の隣に座るロボロさん

A 「あ、一緒に食べてくれるんですか？」

ロボ「ダメか？」

A 「ダメじゃないです！むしろ嬉しいです！」

ロボ「んふ、なら良かったわ」

こうしてロボロさんと一緒にご飯を食べた

ロボロさんとの時間が楽しかったせいか

本の存在をすっかり忘れていた